宮沢賢治
僕はもう、あんな大きな暗(やみ)の中だってこわくない。きっとみんなのほんとうのさいわいをさがしにいく
(銀河鉄道の夜)
僕たちと一緒に行こう。僕たちはどこまでだって行ける、切符を持っているんだ
(銀河鉄道の夜)
雨にも負けず 風にも負けず 雪にも夏の暑さにも負けぬ 丈夫なからだをもち 慾(よく)はなく 決して瞋(いか)らず いつも静かに笑っている
詩「雨ニモマケズ」
サン=テグジュペリ(1943年に、フランス人作家)
人間たちって、特急列車を乗っているのに、なにをさがしているのかもうわからないんだね
きみのバラをかけがえなのいものにしたのは、きみが、バラのために費やした時間だったんだ
ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない
君がバラのために使った時間が長ければ長いほど、バラは君にとって大切な存在になるんだ
砂漠が綺麗なのは、砂漠のどこかに井戸があるからだよ。星が綺麗なのは、星に花が咲いているからだよ。もちろん、花は見えないけど。家でも、星でも、砂漠でも、それを美しくしているのは、目に見えないものなんだね。いまぼくが見ているのは、単なる入れ物に過ぎない。本当に大切なものは、この中に入っている目に見えない何かなんだ。
風の谷のナウシカ
[ナウシカ]
腐海の木々は人間の汚した世界をきれいにするために生まれてきたの・・・大地の毒を身体に取り込んできれいな結晶にしてから死んで砂になってゆくんだわ
[ナウシカ]
きれいな水と土では腐海の木々も毒を出さないとわかったの。
なぜ!誰が、世界を、こんなふうにしてしまったのでしょう
[ユパ]
その者 青き衣をまといて金色の野に降り立つべし
失われし大地との絆を結び
ついに人々を青き清浄の地に導かん
ドラえもん
✴︎ 9月3日はドラえもんのお誕生日(ドラえもん連載開始は1969年より)
障害があったら、乗り越えればイイ!
ある日、のび太は、人生の道の選択によって運命が変わり、成功した人の話を聴いて、とても感動しました。
そして正しい道を教えてくれる道具を出してほしいと、ドラえもんにお願いします。
そこでドラえもんが出したのが、
「少し先の未来を映してくれる道具」
のび太はそれを、しずかちゃんの家に行く時に使ってみました。
行く道を選ぶのに、”この道を行くと道案内を頼まれる”という未来を見たのび太は、それを面倒に思い、別の道を行くことを選択します。
ところがその道を選択したことで、先生に叱られたり、いくども障害にあってしずかちゃんの家にたどり着けず、どっちの道にも障害があるよとドラえもんに泣いて訴えます。
ドラえもんはこう言いました。
障害があったら、乗り越えればイイ!
君は勘違いしてるんだ。
「道を選ぶ」ということは、必ずしも歩きやすい安全な道を選ぶってことじゃないんだぞ!
戦いに正義などない
ある日、ご先祖様に代わって、戦で手柄を立てなければいけなくなったのび太。
正しい方の軍の味方になりたいのび太は、ドラえもんにどちらの軍が正しいのか聞きました。
ドラえもんが言った悲惨な戦争の本質をついた言葉とは。
どっちも、自分が正しいと思ってるよ。戦争なんてそんなもんだよ
出典 コミック1巻 第8話 「ご先祖さまがんばれ」
やる前から「自分にはできない」ってあきらめてない?
竹馬を練習するもののうまく乗ることが出来ずに、弱音を吐くのび太にドラえもんが言った言葉
人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか
出典 コミック1巻 16話「走れ!ウマタケ」
片思いのネコとお友達になりたいものの、
あの子は僕みたいにデブで風船みたいなヤツは嫌いに違いない・・・と悩むドラえもんに、のび太がかけた言葉
一番いけないのは、自分なんかダメだ…と、思い込むことだよ
出典 コミック7巻「好きでたまらニャい」
いつもは恐い先生が、のび太にかけた優しい言葉
過ぎたことを悔やんでも、しょうがないじゃないか。目はどうして前についていると思う? 前向きに進んでいくためだよ
流れ去った時間は二度と帰ってこない
宿題もせず、ママから頼まれたお使いも行かず、昼寝を始めてしまったのび太。
昼寝から覚めたのび太は、『タイムマシン』で時間をさかのぼろうとするが、修理に出していると言われ、頭を抱えるのび太にドラえもんが出したのが、
『タイムライト』
このタイムライトで時間の流れを見せながらドラえもんが言った言葉は。
よくみておくんだね。
「『時』はゴウゴウと流れる」
君が昼寝をしている間にも時間は流れつづけてる。一秒もまってはくれない。
そして流れ去った時間は二度と帰ってこないんだ。
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