漢字一文字の響きのいい言葉

ことば辞典

漢字一文字で、響きがよく、美しい意味、良い意味が込められたことばを集めました。
あいうえお順で主な読み方と意味を載せています。

名付けや店名、ペンネームなど、ネーミングをつけるときのご参考になれば幸いです。

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響きのいいことば【漢字一文字】

碧|あお・みどり

 青色の美しい石。深くあおい色。あおみどりの色。

蒼|あおい

 深い青色。緑がかった青い色。草木が茂る様子。

惺|あきら・さとし・さとる 

 道理をさとる。心がしずか。

曙|あけぼの

 夜が明け始めるころ。

暾|あさひ

 朝の太陽。太陽が昇る様子。

新|あらた

  今までと違って新しい。 今までにない。

遖|あっぱれ

 優れて見事なこと。めざましいこと。

周|あまね

  すみずみまで行き渡る。あまねく。

絢|あや

 織物の美しい模様。

彩|あや・いろどり

 美しい色をつける。つや。輝き

綵|あやぎぬ

 いろどり。もよう。美しい色とりどりの絹織物。

杏|あん

 ばら科の落葉小高木。あんず。唐桃(からもも)。アプリコット。
 杏仁豆腐にも使われる杏仁は古くは薬用に使われています。

一|いち・はじめ

数のはじめであることから「はじめ」を表す。物ごとの最初。最も優れている。

苺|いちご

 甘くて美味しいフルーツとして人気のイチゴ。バラ科の多年草。 草の実なので、園芸学では野菜に分類されますが、甘みがあるため果物として位置づけられることが多く、「果実的野菜」と呼ばれています。

樹|いつき 

 立ち木。大地にどっしりと根を張る木々。

祷|いのり

 神に願いを訴えること。

詩|うた

 うた。感じたことを一定の韻律にしたがい言葉に表したもの。

馨|かおる

 良いかおり。転じて、よい評判や感化、名声。

燎|かがりび

 屋外で照明用に燃やす火。

梯|かけはし

 はしご。

桂|かつら

 山地に生える、かつら科の落葉高木。高さ三〇メートルにもなる。
 月に生えているという中国の伝説上の木。

絆|きずな

 人と人とのつながり。

叶|かなえ

「望みどおりになる」「一致する」「調和する」という意味を持つ漢字。
「望みや夢が叶う」というように、ポジティブな印象を受けます。

煌|きらめき 

 きらめく、輝く。

極|きわみ 

 極める。やり尽くす。

心|こころ

気持ち。精神。物ごとの中心。真ん中。
五臓の一つである心臓の形をかたどってできた漢字。

栞|しおり 

 目印となるもの。簡単な手引書。案内書。
 山道などで木の枝などを折って道しるべとすること。

翔|しょう・かける

 空高くとぶ。かける。

仁|じん・ひとし・めぐみ

いつくしみ。いつくしむ。親しみ。思いやり。
字のもつ意味と、高貴な雰囲気から、よく名付けに使われている漢字です。
平安時代より、皇族の男性の通字としてこの字を用いる伝統があります。

昴|すばる

 おうし座にあるプレアデス星団の和名。六連星むつらぼしともいいます。
 べる星の意で、古くから王者の象徴、農耕の星として尊重されました。

ちなみに「昴」に似た漢字に「昂」がありますが、意味も読み方もまったく別の漢字なのでお間違いのないように。「昂」は「コウ」と読み、「あがる」「高い」などを意味します。

環|たまき

 輪、めぐる、囲む。輪の形をした玉。

椿|つばき

 ツバキ科の常緑高木、センダン科の落葉高木。
 花言葉は控えめな素晴らしい・気取らない優美さ。
 赤やピンク色の花に、つややかな緑の葉をつけます。

紬 つむぎ

 繭や綿から糸を引き出す。紬糸を使って織られた丈夫な織物。

凪|なぎ 

 風がやんで静かなこと。

和|にこ

 柔らかい、穏やか。

寧|ねい・しず・やすし

 やすらか。変わりない。無事。落ち着いている。安定する。静か。安らか。

蓮|はす・れん

 スイレン科の多年性水草。仏教において特別で神聖な花。
 花言葉は「清らかな心」「神聖」。
泥中の蓮でいちゅうのはちす」ということわざがあるように、けがれた境遇にあってもこれに染まらず、清らかに美しく咲く、高貴な花のイメージ。
お釈迦さまは、“泥(=困難や悲しみ)があればこそ、そこから立ち上がったあとには清らかな大輪の花(=人生)があるのだ”と説きました。

創|はじめ

 ものを作り出すこと。

葩|はなびら

 花びら。はなやか。美しいさま。

贐|はなむけ

 旅立つ人へ送る金品や言葉。
 

颯|はやて

 風の吹く様子。きよらかな、また、きびきびとしている様子。

遥|はるか

 遠くまで眺望が開けているさま。

太|ふとし

太い。大きい。豊か。落ち着いている様子。尊んで言うときにそえることば。
ゆったり、落ち着いていることを表す「泰」の略字。

彗|ほうきぼし

 彗星のこと。太陽の回りを回る天体のうち、尾を持つ「小天体」のこと。

誉|ほまれ 

 良い評判。名誉。 褒める。たたえる

焔|ほむら

 焔 炎。心の中に起こる、燃え立つような激しい感情のたとえ。

大|まさる

大きい。力強い。
両手両足を広げた人の絵から生まれた字。

舞|まい

 踊り。

愛|まな・あい

 愛し、慈しむ。大切に愛し育てている。

瑞|みずき


 「みず、みずみずしい」「若々しく新鮮な様子」「めでたい、喜ばしい、善いこと」のしるし。
古く日本では豊かな土地を「瑞々しい稲穂が実る国」の意味で「瑞穂の国」と呼んでいたことに由来しています。
「豊葦原の瑞穂国」(とよあしはらのみずほのくに)=神意によって稲が豊かに実り、栄える国の意であり、日本国の美称。

充|みつる

いっぱいになること。みたす。

雅|みやび 

 洗練されて上品。語源は「宮び」。 「あのお人は雅だね」というのは、「ミヤコっぽいね」という意味になります。

萌|もえ

 草木の芽生え。転じて物事の起こるきざしを意味する漢字。

柚|ゆず

  ミカン科ミカン属の果物であるユズ。爽やかな香りが特徴。

紫|ゆかり 

むらさき色。むらさきの色は古くから世界的に「高貴」な色とされていました。

倭|やまと 

 古代、中国から日本を呼んだ名。

凛|りん 

 りりしい。きびしい。身や心が引きしまる。

麗|れい・うらら 

 形が整って美しい。うるわしい、うららか。

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