言葉遣いは心遣い
丁寧で正しい言葉遣いができる人は好感が持てます。
相手への気使いができる、という印象を与え、さらに、できる人と思わせてしまうものです。
大人になって残念な言葉遣いをしていても、指摘されることはほとんどありませんよね。
気づいた人は、自ら話し方を見直し、丁寧な言葉遣いを身につけていきます。
どんなことでも少しの努力の積み重ねは、後に圧倒的な差を生み出します。
相手の立場、その場の状況によって、ふさわしく丁寧な言葉遣いが身につけば、自分自身の内面をより良く変えることにもつながります。
どんなシチュエーションでも、敬意を込めた思いやりのある言葉遣いが自然と出るようにしたいものです。
あいさつの時に使う丁寧な言葉遣い
目上の方との初対面でのあいさつの言葉
はじめまして
○ お初にお目にかかります。
お時間をいただきまして光栄に存じます。
名刺交換で相手の名前の読み方がわからない時の言葉
失礼ですが、なんてお読みしたらいいですか?
○ 不勉強で恐れ入りますが、どのようにお読みしたらよろしいでしょうか。
久しぶりに会った相手に声をかける時の言葉
お久しぶです、いかがお過ごしでしたか
○ ご無沙汰しております。変わりなくお過ごしていらっしゃいますか。
目上の方の自宅に招かれた時の言葉
お呼びいただき、ありがとうございます
○ ご招待くださり、ありがとうございます。
○ 本日はお招きにあずかりまして光栄です。
飲み会などで目上の人より先に帰る時の言葉
お先に失礼します
○ おいとまさせていただきます。
○ 名残惜しいですが、おいとまさせていただきます。
感謝を伝える丁寧な言葉
お礼の言葉
先日はありがとうございました。
○ その節はお世話になりまして、ありがとうございました。
上司にご馳走に誘われた時
恐れ入ります。ありがとうございます。
○ 恐縮ながら、お言葉に甘えさせていただきます。
目上の人に、認められたり、気にいられたことに対する感謝の気持ちの言葉
ありがとうございます
○ お眼鏡にかない、光栄です。
目上の人から褒められた時、恩恵を受けた時の言葉
ありがとうございます
○ もったいないお言葉、ありがとうございます。
○ 冥利に尽きます。
雨の中などの悪天候に訪問してもらった時、相手をねぎらう気持ちをこめた言葉
雨の中、お越しいただきましてありがとうございます
○ ご足労いただき、ありがとうございます。
悪天候の中、わざわざお呼び立てしまして恐れ入ります
○ お足元の悪い中、お運びいただき、恐れ入ります。
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