2020「ユーキャン新語・流行語大賞」
年末の風物詩、今年で37回目の「ユーキャン新語・流行語大賞」が2020年12月1日(火)に発表。
ノミネート30語から選ばれた流行語大賞は、新型コロナウイルス(COVID-19)関連から「3密」が授賞されました。
第37回 2020「ユーキャン新語・流行語大賞」
年間大賞
3密
新型コロナウイルスの感染防止を目的とする新概念、新習慣。
小池百合子さん(東京都知事)が受賞。
トップテン
愛の不時着
ヒョンビン、ソン・イェジン主演の大ヒット韓流ドラマタイトル
あつ森(あつまれ どうぶつの森)
大ヒットした任天堂のゲーム「あつまれ どうぶつの森」の略称。
アベノマスク
政府が全世帯に配布した布製マスク。配布をめぐりゴタゴタが話題に。
アマビエ
疫病に関する予言をしたと伝わる日本の妖怪。
オンライン○○
新型コロナの感染拡大に伴い、様々な場面でオンライン化が進んだ。
オンライン授業、オンライン就活、オンライン会議、オンライン診療、オンライン飲み会など。
鬼滅の刃
社会現象を巻き起こした大ヒットマンガ。
作者は吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)さん。
公開中の映画も大ヒットし、興行収入が275億円を突破。興行収入2位の映画『タイタニック』の272億円を上回った(2020年11月30日)。
コロナ禍で苦境の映画産業に恩恵をもたらした。
GoToキャンペーン
感染拡大によって落ち込んだ消費を促進するためにスタートした施策。
トラベル、イート、商店街、イベント、4つの分野で始まったキャンペーン。
ソロキャンプ
コロナ禍で3密を気にせず楽しめるレジャーとして注目。
ソロキャンパー芸人ヒロシさんが受賞。
フワちゃん
ユーチューバー、芸人。物怖じしないストレートな表現、自由な言動でバラエティー番組をはじめとするテレビ番組に引っ張りだこ。
2020「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語
2020年11月5日(木)に発表されたノミネート語30は以下のとおりでした(50音順)。
流行語大賞とは?
毎年恒例の「現代用語の基礎知識」選「ユーキャン新語・流行語大賞」は、1984年(昭和59年)に創始、毎年12月1日に発表されています(同日が土曜日・日曜日の場合は次の平日に発表)。
候補となる言葉は『現代用語の基礎知識』(自由国民社・刊)の読者アンケートの結果から編集部によって30語から50語が候補としてノミネートされ、その中から新語・流行語大賞選考委員会(選考委員7名)によってトップテンと年間大賞が選定されています。
(参考:Wikipedia)
辞書の三省堂が「今年の新語2020」を発表
辞書のプロが選んだ2020年の新語大賞は「ぴえん」
ぴえん
話題の種類に関係なく、いつでもどこでも使えるもので、より日常度が高いことばだと言えます。国語辞典にとって、こうした日常的なことばはぜひ項目に立てたいものです。
その他よく聞かれた言葉
パンデミック(世界的大流行)
ロックダウン(都市封鎖)
自粛要請
新型コロナ
緊急事態宣言
コロナ禍
#家にいよう
オーバーシュート(感染爆発)
サブスクリプション(略=サブスク)
電子署名
サステナブル(持続可能な社会)
巣ごもり消費
まとめ
その年に流行った言葉を振り返ると当時の出来事、記憶がよみがえるように感じます。
2019年の流行語大賞は「ONE TEAM」でした。
2021年はどんな言葉が流行し、どのような社会情勢になっているでしょうか。
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