座右の銘について

ことばの雑学
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自分の人生の道しるべとなるような「座右の銘」はありますか

あなたが大切にしている「座右の銘」はありますか。
言い換えると、普段自分の心にとどめている戒めや励ましとしている言葉、あるいは救われた言葉はありますか。
「座右の銘」は、人生の中で辛い時、苦しい時に、灯台の如く道を示してくれる道しるべとなるような言葉です。
生きる上で自分が大切にしているもの、目指すものが定まっていれば、判断にブレをなくすこともできそうですね。
座右の銘はいくつ持ってもいても構わないものです。
ぜひ自分に合った「座右の銘」を探してください。

そもそも座右の銘ってなに?語源は?

「座右」とは。
昔、皇帝が自分の右手側の席に、信頼できる人物を置いていたことからできた言葉で、そのことから「座右」が「身近な場所・大切な場所」という意味になりました。

「銘」とは。
金石・器物などに事物の来歴や人の功績を記したもの。
昔、紙が発明されていない時代は、石版や器などに行動の戒めなどを刻み込んでいました。
そのため「心に刻み込んでいる戒めなどの言葉」という意味になったのです。

ということから座右の銘(ざゆうのめい) は、「個人が自らの行動の戒めとするために、日常的に心に留めておくための言葉(wikipedia引用)」、という意味として使われるようになりました。

「座右の銘」はその人を現す

自分が何を「座右の銘」にしているかは、その人の個性や人柄、何を大切にしているかという価値観や、何に影響を受けてきたかという現れにもなります。

就活生は、企業の面接で「座右の銘」を聞かれることがよくあると思いますが、それはその人が目指す姿勢や何を大切にしているか、そして人柄を知るためだとか。

面接以外でも、初対面の人に「好きな言葉」を聞かれた時、自分の「座右の銘」をすぐに答えられる人は、しっかりした目標を持っているなという印象を与えると思います。ビジネスシーンでは役立つことが多いはず。

人はどんな言葉を「座右の銘」にしているのか

ではみなさんはどんな言葉を座右の銘にしているのでしょうか。
よく聞くのは、過去の偉人や著名人の名言や、四字熟語、奥深いことわざですね。
他には、先祖代々受け継がれている家訓や身近な人の言葉、マンガやアニメのセリフを「座右の銘」にしている方も多くいます。

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人気のある座右の銘

人気のある座右の銘を上げてみました。

一期一会

茶道に由来する日本のことわざ・四字熟語。
どの茶会でもその機会は二度と繰り返されることのない、一生に一度の出会いであるということを心得て、亭主・客ともに互いに誠意を尽くす心構えを意味する言葉です。

そのことから、一生に一度しかない出会い、その日、その場は人生で一度きり、同じ日はもう二度と存在しないということを指す語として用いられるようになりました。

「生涯ただ一度まみえること。一生に一度限りであること」

(広辞苑より)

元は千利休の言葉とされています。

利休は自著を残していないが、弟子の山上宗二は著書『山上宗二記』の中の「茶湯者覚悟十躰」に、利休の言葉として「路地ヘ入ルヨリ出ヅルマデ、一期ニ一度ノ会ノヤウニ、亭主ヲ敬ヒ畏(かしこまる)ベシ」という一文を残している。「一期」はもと仏教語であり、人が生まれてから死ぬまでの間、すなわち一生を指す。

Wikipediaより

笑う門には福来たる

いつも笑い声が溢れる家には、自然に幸運が訪れる。 明るく朗らかにいれば幸せがやってくるということ。 また、悲しいこと・苦しいことがあっても、希望を失わずにいれば幸せがやって来るという意味です。

人は普段何を思い考えているかで、人生が全く違ってきます。
人生何かと心が折れてしまうこともありますが、そんな時に落ち込んでばかりいると悪い影響しか及ぼしません。そんな時に笑顔の大切さ、明るい心を思い出させてくれる言葉として、日頃心に留めておくといいかもしれません。

英語では
laugh and grow fat

直訳すると「笑えば太るよ」ということですが、英語圏では「ふくよかさ」は「幸福の象徴」という認識があるため、「太る」は「富や福」を「象徴しているのです。

自分だけではなく、落ち込んでいる人を勇気付ける言葉としても活用したいですね。

初心忘るべからず

「仏教には『初心』という言葉があるそうです。初心をもっているのは、すばらしいことだ」(スティーブ・ジョブズ)

「初心忘るべからず」。元は世阿弥の言葉。
一般的には、最初の頃の謙虚で真剣な気持ちを忘れてはならないという意味で使われています。
しかし、元々の世阿弥の言葉はもっと深い意味を持っているのだそう。

しかれば、当流に、万能一徳の一句あり。
初心忘るべからず。
この句、三箇条の口伝あり。
是非の初心忘るべからず
時々(じじ)の初心忘るべからず
老後の初心忘るべからす
『花鏡』奥の段(世阿弥/著)より

物事に慣れると慢心し怠りがちになる。
初めてのことに取り組む時の新鮮な気持ち、初々しい気持ち以上に、自分の未熟さを忘れるな。
おごり高ぶったり、油断せず、志を立てた頃の決心を忘れてはならない。
そして、「今の自分の力量や心境をしっかり見定めて、絶え間無く『今』、『今』の初心を立てろ」(『犬耳書店』引用)https://inumimi.papy.co.jp/inmm/sc/kiji/1-1169049-84/
ということのようである。

人間万事塞翁が馬
好きこそものの上手なれ
石の上にも三年
思い立ったが吉日
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥
継続は力なり
時は金なり

Time is money

ベンジャミン・フランクリンが残した言葉。
時間はお金と同じくらい貴重で大切、無駄に過ごすことのないようにという意味ですね。
ビジネス格言としても用いられています。

百聞は一見に如かず

(ひゃくぶんはいっけんにしかず)
百回聞くよりも、たった一度でも実際に自分の目で見た方が確かであり、よくわかるということ。
似た意味の言葉で「論より証拠」があります。

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