プロフィール
本庶 佑(ほんじょ たすく)
1942年(昭和17年)1月27日 ー
京都市出身。医師、医学者(医化学・分子免疫学)、医学博士。京都大学名誉教授。
免疫システムにブレーキをかける仕組みを発見し、これまでとは全く異なるタイプの第4のがん治療法を開発。がん免疫療法の開発につなげた功績が評価され、2018年にノーベル生理学・医学賞を米テキサス大のジェームズ・アリソン氏と共同受賞。
この研究のよって、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(一般名:ニボルマブ)の開発に結びついた。
本庶佑氏の新型コロナに対する緊急提言(2020/04/06)はこちら
本庶佑氏の新型コロナに対する緊急提言Ⅱ(2020/04/16)はこちら
うまくいかない時は、別の方法がないか、常に考える
人が言っていることや教科書に書いてあることを全て信じてはいけない
何ができるかでなく、何が知りたいか
偶然を見逃さないことも、科学研究では大切です
実験というのは失敗が当たり前で、一回一回のことでめげていたらダメ
われわれの発見は始まりにすぎず、がん免疫療法は感染症の治療薬となったペニシリンと同じように医療を根本的に変えるものだ。われわれが始めたがんの免疫療法をさらに発展させるため、より多くの研究者たちに努力してもらいたいと考えています。そして、世界の人々がこの治療を利用することができるようになることを心から願っています。最後にこの賞を創設したアルフレッド・ノーベル、スウェーデンの人々、そしてすばらしいノーベルウィークに感謝いたします
晩餐会でのスピーチ
コロナパンデミック制圧は困難な戦争だ
新型コロナに対する緊急提言より
戦争勝利の必須策敵がどこにどれだけいるかを知ること
戦争は長期戦だが、持久戦では勝てない
先手必勝
感染予防というのは、ウイルスを撒き散らす側がどこにいるか。それを捕らえないと防御対策ができないわけです。
2020年4月16日「羽鳥慎一モーニングショー」
私はまず、忍者との戦いだけど、忍者がどこにいるか分からないのに防備を固めることはできないわけです。
まずそれをきちんと捕らえる。
全体の忍者の数が減ってくれば、ターゲットが見えてくる。
全包囲の戦いはできない。
やはり決まったターゲットに絞るために感染を減らし、そして実態をきちんとマッピングする。
この2つが当面は必要なことだと思います
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